公益社団法人 認知症の人と家族の会 が主催する“認知症の人と家族への援助をすすめる第28回全国研究集会”で、発表者を公募しています。
開催の趣旨:東日本大震災を契機に国や地域の制度や仕組みを見直そうという機運が高まっている中、認知症の人の介護においても、「必要な人が必要なときに必要なサービスを受けることが出来るのか。私たちは我慢していないか、あきらめていないか。」再度確認する必要があるのではないか。4月に改正された介護保険法がその役割を担えているのかの検証が必要。阪神淡路大震災を経験した兵庫県支部では、震災直後よりも復興途上での問題が多かったことが反省点。東日本大震災からの復興途上で混乱している中、医療・介護サービス・地域が認知症の人と家族を見捨てることなく、希望ある明日に向けて手を差し伸べ続けてくれるよう提言していく必要がある。穏やかでいて、生き続けられることの喜びを感じられる制度や仕組みが作られるよう全国に発信していく。
日時:2012年10月28日(日)9:30〜16:00
場所:神戸文化ホール 大ホール(神戸市中央区楠町4丁目2番2号)
主催:公益社団法人 認知症の人と家族の会(担当=兵庫支部)
テーマ:「今一度、認知症の人と家族に目を向けよう〜復興の途上で求められる福祉制度・介護保険を目指して〜」
発表内容: 上記の趣旨を踏まえて、実践や経験を発表。発表のテーマは自由ですが、下記のような内容を求めています。
1. 介護保険が改正されて現場はどう変わったか
2. 貧困や孤立など困難な事例を支える連携について
3. 復興途上での認知症介護に関わる課題
発表者: 立場や職種は問いません。
発表時間: 1人10〜15分
応募方法: 発表の①表題、②趣旨(100字程度)、③氏名、④職業、⑤住所、⑥電話番号、⑦Eメールアドレス、⑧会員番号を明記して、Eメールまたは郵送でお寄せください。
絞めきり: 6月29日(金)(選考結果については後日連絡します)
内容: 基調講演、事例発表、シンポジウム
■ 講 演:精神科医 前田 潔 氏(神戸大学名誉教授 神戸学院大学教授)
■ 事例発表:3〜4人
■ シンポジウム 「認知症の人に本当に必要な介護を確認しよう」
シンポジスト:行政関係者、施設関係者、介護家族等 コーディネーター:「家族の会」 コメンテーター:前田 潔 氏
■ 参加費・・・2,000円(資料代) ■定 員・・・1,400名
応募・問い合わせ先:
公益社団法人 認知症の人と家族の会(担当:小野、櫻井)
〒602−8143 京都市上京区堀川通丸太町下る京都社会福祉会館2階
TEL(075)811−8195 FAX(075)811−8188
Eメール office@alzheimer.ne.jp