平成21年度社会保障給付費、過去最高

国立社会保障・人口問題研究所  2011/10/28

国立社会保障・人口問題研究所は10月28日、平成21年度の社会保障給付費を公表。前年度比6.1%増の99兆8,507億円で過去最高額。社会保障給付費を部門別(年金・医療・福祉その他)に見ると、総額に占める割合は、「年金」が51兆7,246億円で51.8%、「医療」が30兆8,447億円で30.9%、「福祉その他」が17兆2,814億円で17.3%。「福祉その他」は前年度比が15.7%と高い。社会保障給付費を機能別(高齢・遺族・障害・労働災害・保健医療・家族・失業・住宅・生活保護その他)で見ると、最も大きいのは「高齢」で、49兆7,852億円、総額に占める割合は49,9%。「失業」は2兆5,243億円で、前年度比102.2%と大幅に増加。