緊急時に備える:119番通報

今までに救急車を呼んだことがありますか?

突然誰かが倒れたり、ケガをしたりなど緊急時は誰でもあわててしまいます。いざというときのために、119番通報の仕方を確認しておきましょう。そして、必要な情報をはっきりあわてずに伝えましょう。

1. 火事ですか?救急ですか? → 救急です。

2. 病気やケガした方の年齢や性別・状態(意識・脈・呼吸・皮膚や唇の色)は? → (例1)お年寄りの男性が倒れていて息をしていません。(例2)72歳のおばあちゃんが、10分くらい前から胸が痛いと苦しがっています。

3. 住所は? → 住所は詳しく、目印となる建物や公園、交差点名など伝えます。

4. あなたの名前と電話番号は? → 通報した方の氏名、連絡可能な電話番号を伝えます。

5. 救急車が来るまでに応急手当や負傷者の安全確保等を依頼される場合があります。

※ 携帯電話で通報するときは、通報場所の住所を近くの人に聞くか、道路の看板や、電信柱の表示等で確認してください。また、確認のため消防本部から折り返し電話をかけることがあるので、携帯電話やPHSの電源を入れたままにしておきます。

※ 050から始まる電話番号は119番通報できないものがあるので、その場合は最寄りの消防署の電話番号を控えておきましょう。

※ 人手がある場合は、救急車の来そうなところまで案内に出ると到着がスムーズです。

☆ 救急車が来るまでに準備出来そうであれば、保険証・診察券・お金・薬と薬剤情報提供書、またはお薬手帳、靴等の用意をしましょう。救急車が来たら、事故や具合が悪くなった状況とその後の変化、行った応急手当、持病や服用している薬、かかりつけ医等を伝えて下さい。

これらを救急医療情報キット(保険証等はコピー)として用意しておくと便利です。