高齢者の胃ろうなど人工栄養法、やらない・中止の選択肢も含めた試案発表/厚生労働省研究班

厚生労働省研究班 2011/12/4

厚生労働省研究班は、高齢者が口から食べられなくなった時に、胃ろうなどの人工栄養法の導入についての意思決定のプロセスについての医療・介護者向けのガイドラインの試案を公開。本人の意思やQOLに沿わない場合、胃ろうなどの人工栄養法を実施しなかったり、中止や減量することの選択肢を本人や家族に示すことが出来るとしている。一般から広く意見を募り、日本老年医学会が指針としてまとめることを目指す。

高齢者ケアの意思決定プロセスに関するガイドライン:人工的水分・栄養補給を中心として(ワーキンググループ試案)